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ハッピーフィートとか

ハッピーフィート

面白かった~…
赤ちゃんペンギンかわいいもふもふ萌え萌えうはうは♡するつもりで見たのに、これ…もしかしてバッドエンド…!?!?→もうダメだおしまいだ を3回くらい繰り返した

ダンスが得意なひとりのペンギンがみんなを幸せにしちゃうよ!話かと思ってたけど、いや最終的にはそうだったけど思ったより断然波乱万丈だった
卵時代にパパがやらかしたせい?でオンチ+ダンスの才能はあるけど歌がすべての集団だからダンスしてもヒソヒソされて爪弾きにされるしバチバチに嫌われた挙げ句に飢餓問題の責任をおっ被せられるし海から魚が消えた真相究明のためにたったひとりで命をかけるし

赤ちゃん時代はわりとすぐに終わったけどめちゃくちゃ(かわいそ)可愛かったので満足
「エイリアン(人間)に魚を取らないようお願いしてくる」 人間までたどり着けないorたどり着けても言葉通じないけどなんやかんやで飢餓問題は解決されるんだろうな
フィートは船を追って泳ぎ続けました ここからなんか怪しくなってくる、あれ?この映画って私が思ってるような話じゃないのかもと固唾を飲んで見守る姿勢に入ったのがこの辺
水族館収監、廃ペンギン化 え…そんな… ここからどうなるんだ…バッドエンドなのか…???
ダンス 「ショーに出したら大儲け」!見世物にされるやつだ!
帰還 おい!発信機付いとる!来る!人間が!乱獲される!
和解してみんなでダンス 踊るな!全員ダンスペンギンとして見世物にされる!!もう終わりだ「人間に管理されるようになったから餌の心配もしなくて良くなりました」オチだ!
ヘリコプター出現 !?ヘリから餌を大量投下してくれる?定期的に餌の供給してもらえるようになりましたオチ?それともやっぱり乱獲される?
人間出てくる あっなんか…大丈夫そう…!?いや…!?(どきどき…)
ダンス! !!!!
ハッピーエンド マジで…???

よくあそこ(水族館廃ペンギン化)からハッピーエンドに持ち直したな もう本当にびっくりした ヘリから人間が出てきてダンスしてあはは!なってハッピーエンドの予兆がしっかりと明示されてもしばらくは信じられなかった 直後の各国の議論も、ここから逆転負けするのでは…?ってはらはらした
最後の最後、フィートとヒロインが魚が復活した海で楽しく賑やかに泳ぐラストシーンでやっとこの映画ハッピーエンドだ…!て実感できた
人間オロカーオチかと身構えていたけどもっとずっと人もペンギンも賢くて優しい物語でした

フィートを迎え入れてくれたノリのいい小さいペンギンちゃんたちすごくいいキャラ 生意気DQNかわいい
やかましくて品がなくてクソガキというかクソおじさんだけど、ダンスなんて…あの子頭が不自由のなよ、かわいそうに…遠巻きにしてくるフィートの集団と違って「細けえこたあいいんだよ!」を素で行くノリだけで突っ切っていく、フィートのこともなんだよそれ!やるじゃん!教えろよ!してくれるあんちゃんたち、フィートの救いになってくれてよかった


ジョージ・ミラー!? はえ~マッドマックスとは全然毛色が違うな あっベイブもこの人だったのか
パシフィック・リム見た後に同監督のパンズ・ラビリンスをアダムスファミリーみたいな魑魅魍魎どんちゃん騒ぎブラックユーモア映画だと思って見てえらい落ち込んだ時のことを思い出した あれも毛色違いすぎた作品だったから

クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園

やった~ネトフリに天カス学園来てる♬
犯人がわかってる状態で見るとまた楽しい

「レベルの違う友達なんて無駄の極み!」キラーン(ここ好き)
「だからお前もスーパーエリートになるんだ!ボクと同じ道をゆけるんだぞ!」
「そんなの変だぞ、大好きなのに諦めちゃうなんて!」
「オラは絶対!風間くんを諦めないぞ!!」

しんのすけって本当に風間くんが好きなんだな…
どうも普段の行いは「からかいがいのある楽しい友達」的な扱いに私には見える、まあ5歳らしいウザ絡みだよね、しんちゃん的にはそれが友愛の発露なんだなって感じだったけど天カス学園で本当に好きなんだなと改めて思った
風間くんも風間くんで絶交したばかりのしんのすけのこと「レベルの違う友達、無駄の極み」とまで言ってるのに次に飛び出してくるのは「だからエリートになれ!同じ道を行こう!」なんだもんな 風間くんもなんだかんだしんのすけのこと大好きだよな

てっきり同着展開かと思ったら風間くんを勝たせた上で風間くんが引き分けにする名脚本
「ボクが勝ったらみんなエリートに、当然しんのすけお前もだぞ」言うてたのにいつものに戻った風間くんは「引き分けということにしといてやる、将来ボクが本物のエリートになったら勝負をつけよう」
この将来つける勝負ってお互いの生きざま勝負とかかな また焼きそばパンかけてマラソン再戦してもそれはそれで大人になっても子どもの頃と変わらないノリができるふたりでいいけど

なんにせよこれは風間くんはエリートの道を進む決心は当初から変わらないままだけど、しんのすけたちにも同じ道を歩ませようとするのをやめて、エリート街道を進もうとしない彼らを尊重できるようになりました。同道でなくとも友達とはずっと友達でいられると知ったからです っていうこと…だと思ってる
「みんなと一緒だととても楽しい、ずっとずっと友達でいたい」って先生宛の手紙に書いた風間くん(かわいい)だけど、しんちゃんたちとのマラソン勝負を通して、ズタボロになってまで自分をカスカベ防衛隊に戻そうとするカスカベ防衛隊のみんなを見て、同じ学校に進学しなくてもずっと友達でいられると知ったから考えが変わった 卒業もここにかかってるのかな みんなとずっと友達でいるにはずっと一緒の道でないと!っていう5歳児らしいかわいい必死な考え方からの卒業 え?スタァライトじゃん!!!!!!!もう一緒には行けない!うちらほんまにしょうもないなじゃん こんなんばっかり言ってる なるほど5歳でこれに気づけないと高校卒業ギリギリで熟年離婚わがままハイウェイ騎乗位初夜することになるんだな

カスカベ防衛隊、ファン心理としてはそりゃ一生仲良くしてて欲しいけど、でもしんちゃんマサオくんボーちゃんネネちゃんの道と風間くんの道が卒園後即分かれてもそれはそれで人生だもんな…とか私も考えた っていうメッセージを含んだ映画ってことでいいんですかね

オツムンさんかわいい…エリートへの近道はないけど裏道ならあります
私もオツムンさんにエリートへの裏道教わりたい ケツ吸われてガキンチョになるとしても
あっそれで今気づいたけどガキンチョになった生徒に女子がいなかったのはサスガくんもさすがに女子のケツをラバーカップで吸うのはためらわれたからだろうか?最終的にはチシオちゃんにするつもりだったけど開発までの過程で女子を犠牲にするのもなってやめといたとか 全生徒全教師が集まってる体育館で犯行に及ぼうとしたのはもうバレて捨て鉢になっちゃった+でも最後にチシオちゃんのケツ吸ってスーパーエリートにさえできれば天組に戻せる!だっただろうからで説明つくけど
わからん そもそも落ちこぼれ生徒(被検体)の選定はオツムン主導なのかサスガくんの独断なのかもわからんし

「一番は焼きそばパンを手に入れた人だぞ」なんで?
「エリートなんかになるより焼きそばパンを手に入れることの方がよっぽど難しいんだぞ」まあこれはわからんでもない。いい成績取って食堂でお給仕してもらって食べるランチより友達と前転しまくって土まみれになりながら手に入れて、カツアゲしてくる不良からチシオちゃんが守ってくれたり逆にしんちゃんがチシオちゃんを守ったりした焼きそばパンや、初等部の子たちに食べさせてあげるために番長が手に入れた焼きそばパンの方がしんちゃん的にはお勉強より難しいってことでしょうたぶん
「では焼きそばパン買ってこいマラソンを開催します」なんでぇ…?

わけわからん おとぼけしんちゃんと冷静な顔したオツムンが客置いてぶっちぎって最速で勝負の場を整える名脚本
制作側の思惑はわかる、トラウマで走れなくなった元花形陸上選手をゲストヒロインに据えたからには決着はマラソンでつけないと嘘だもんな それとは別にオトナ帝国東京タワー激走をおかわりしたい制作陣の姿も映画越しに透けて見える気がする
チシオちゃんの走ってる私の顔大好き!かっこいい!もまたうるうるしてしまった

吸ケツ鬼を追う緊迫したシーンでネネちゃんが調子ノリでもヘタレでもないマサオくんを真面目に「おにぎり!」て呼んだのじわじわきて駄目だった
「鬼義理のマサ」を自称するマサオくんを尊重した結果ああなったのかしら…素なのか?わからん…

犯行現場は時計台じゃない、図書館だ!が判明する際に落ちてくる三冊の本
「声をかける少女」
「体育館の中心で愛を叫ぶ」
「道は長し走れよ乙女」
全部チシオちゃんとサスガくんだ パロにも余念がない


改めていい映画だった
青春とは孤独、青春とはコンプレックス、青春とは後悔 派手派手しくきらめいていない青春時代も青春と肯定してくれる爽やかで優しくて美しい映画だった
また見ます

夢野久作「瓶詰地獄」


https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2381_13352.html

不気味 短い話の中に矛盾と謎がたっぷりで面白い

1周目の感想
冒頭:封がされた3本の瓶の中に手紙ね
第一の手紙:これは…血の繋がったきょうだいの近親相姦かな…
第二の手紙:やっぱりな
第三の手紙:気味悪くてipad投げかけた

少年社中の「三人どころじゃない吉三」http://www.shachu.com/kichisa/ 生き別れの男女の双子がそうとは知らずに通じ合う→発覚→畜生道に落ちとうない、首を斬ってくれと第三者に頼む→斬首 を思い出した デキた後に双子発覚で絶望自死した社中のふたりとは真逆だけど瓶詰の兄妹は
三人どころじゃない~の元ネタ歌舞伎「三人吉三巴白浪」でもこのくだりはあるのねhttps://enmokudb.kabuki.ne.jp/repertoire/662/
社中が平成の世に演るにあたってこの部分をアレンジしたというわけではないようだから日本でも昔からきょうだい間でのあれそれは駄目なんだな……いやもし近親相姦が死罪なのはキリスト教だけだったら、太郎とアヤ子が聖書さえ持ってなければ、キリスト教徒でさえなければ無人島でデキたとしてもワンチャン船に乗れて帰れてたかもと思って。日本でも昔っからそんなん駄目は駄目だけどまあ…何も死ぬことはないよね…誰にも知られないのだったら別に…みたいな扱いだったら、それを太郎とアヤ子がなんとなくでも知ってたら自死を選ばず生き延びられたんじゃないか…と思ったけど仏教でも駄目は駄目でした 畜生道と言われてるくらいだしそりゃそうか

というかそもそもそんなに水も作物も豊かで獣や害虫や病気の心配もない、十年間も無事に生き延びられる都合のいい島が無人であるのか この一点だけでもこの手紙の内容自体が、そこに書かれている兄妹の存在自体が怪しくないか?というのが3周読んだ感想 そこリアリティ出そうとすると作家が書きたいテーマからぶれるからと言われてしまえばそれまでだけど
色々な考察を読んだけど結局アンサイクロペディアの「全然関係ない奴の創作説」が一番納得できてしまったhttps://ansaikuropedia.org/wiki/%E7%93%B6%E8%A9%B0%E3%81%AE%E5%9C%B0%E7%8D%84
これなら作家がこの小説を書くにあたって瓶詰の手紙のていを選んだ理由もわかるし…あんまりこういうメタ推理で自分を納得させてたらだんだん物語を純粋に楽しめなくなるのでアレだけど

あとアナタハンの女王事件を思い出したり
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E4%BA%8B%E4%BB%B6

最後に出てくる一通目(とされる)手紙はあ~幼い頃に書いたからカタカナばかりなんだなと冷静に考えられるよりも早く読んでる最中からドッと襲ってくる「気味悪い」感情の呼び起こし方が見事だった 流麗な文章で情感たっぷりに綴られた悲劇的な2通の手紙が続いたところにいきなり放り込まれるカタカナ短文SOSが妙に気持ち悪かった……
まだお互いに異性として惹かれていない、姦淫の欲にまみれる前の純粋で気の毒な幼い兄妹だった頃に書いたただの救助要請の手紙(のはず)なのに、これのおかげで後味最悪になってる 作家ってすごい


今は同作者の少女地獄を読んでる 今は医師会で白鷹先生と会って姫草ユリ子に担がれたと知る→自宅の最寄り駅で姫草ユリ子が待ってた のところ
句点で区切らずに一行に情報を詰め込みすぎてなんて!?どういうこと!?って何回もその一行を読み直さないと理解しきれない(理解できるとは言ってない)文が頻発するこの書き方、ウラジーミル・ナボコフにも通じるところがあってめっちゃイラつくしめっちゃ笑えるしめっちゃ好き こういう文章憧れる


ところでデカいipadは寝ながら読書するのに向いてない 仰向けで胸の上に立てて読んでも横向きに寝て読んでも辛い


フィットボクシング2

肩こり対策に始めてみたけどリズム感覚最悪で笑ってしまう 前後に刻みながらジャブストレートフック打つの無理 ぐだぐだなる
カレンさんかわいい 私がダメすぎるせいなのかデフォなのかわからんが途中ちょっと厳しくなるところも良い
ぼちぼちやっていきます