宇宙よりも遠い場所
良かった
しらせちゃんがこれまで送ったたくさんのメールをお母さんのPCで何年か越しに受信して、お母さんに届かなかったことが確定して、いろんな思いでわんわん泣く彼女と扉越しに声を潜めて泣くきまりちゃんたちに貰い泣きした
お母さんのご遺体は見つからなかったけどPCは見つかって、それを良かったねと言っていいのかわからなかったけど、帰りの船での「置いてきた!」しらせちゃんは晴れやかなお顔だったので、ああよかった…ほっとした
おたからを置いてきて、PCは調査隊に預けて、願掛け?で伸ばしていた髪は切って、憑き物が落ちたみたいにすっきりしているしらせちゃんは可愛い 無性に泣ける 南極はお母さんの死に場所だけじゃなくてお母さんが命をかけた場所であり、自分にとっても大好きな場所になったんだね~良かったねしらせちゃん…泣
すごいなと思ったのが、しらせちゃんがお母さんのPCを開くのにパスワードを2度入れるところ。セリフはひとつもなく、指先と目の演技だけで、1回目はお母さんの誕生日で弾かれ、2度目はしらせちゃんの誕生日でログインできたんだなっていうのが説明なしにわかって、すげえ…って本当に感嘆した
めぐっちゃんもすごい 自分より劣っていると思ってた幼馴染みが新しい友達を得てどんどん遠いところにいってしまう、それに対するモヤモヤや愛憎、この機敏をこんな風に描くんだ もっとお茶を濁す感じにもできるのに結構思い切ってやってる… 最後の最後の逆転もすごかった
いいアニメだった 南極行くまでが長くて、船に乗る回を見届けてからシンガポールでごたごたする話に戻ったりした
船・南極での調査隊生活は見てて本当に楽しい、面白かった しらせちゃん好き