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火の鳥 生命編

あのライオン爪もないし牙もゴム製の入れ歯
めちゃくちゃ爪あるけど!?どういうことなんだ

時計じかけのオレンジって乳から飲み物出す女のマネキン?出てくるんですか!?見よ

媚びるナオンをボッシュートして50年間コールドスリープさせるプロデューサー青居
なんだこのシーンは!?趣味悪う!

スポンサー会議、各席に電話が備え付けられてる おお、昭和の時代に描かれた未来だ
天下の手塚先生もまさか電話が薄い板になるとは思わんよね

今回の猿田枠は研究者の猿田
鼻に悪性のものができて、手術してもまたできる
結婚を約束した女がいたけど、この鼻のせいで叶わないとのことだが、その子とちゃんと話し合ったんか?この感じだとちゃんと話し合わないまま、猿田がひとり気に病んでペルーに飛んで帰化してそう…
鼻の病気する前の自分のクローンをつくってその子と引き合わせて結婚させてやりたいというのも本人の自己満足なんじゃないのか?その子は望んでるのか?その鼻になってからは恋人に会ってすらいなさそうなんだよな
鼻の病気してから一回会って鼻のせいで振られて、じゃあ鼻の病気する前の自分のクローンをつくって恋人と結婚させよう!としたのなら、そんな女やめとけよお前もこえーよだし、鼻の病気になってからは一度も会わずペルーに飛んで鼻の病気する前の自分のクローンをつくって恋人と結婚させようとしてるのなら、まず会って話し合えー!!だし
根本は「結婚の約束をした女を幸せにしてやりたい」という愛なんだろうけど、かなり歪で独りよがりだ
今回の猿田も満たされてないね
けど、他の猿田達が満たされないのは「親(宇宙編猿田)の因果が子に報い」ってやつだけど、生命編のこの猿田が満たされないのはこいつ個人の問題だろ
この猿田がこうなってしまったこと含めて親の因果なのかもしれないが…

本人はペルーだ 迷惑なんかかかりっこない
婚約者が迷惑するだろが!
それにオリジナルの自分がペルーにいても、日本で自分のクローン達がハンターの的にされてバラエティ放送されるの大迷惑だろ
この世界、かかる費用はわからんけど普通に世界中を飛び回れるっぽいし、ネットも発達してるだろうし、いつかたまたまオリジナルが見つかって回り回って殺されるオチもありえる
このあとすぐに青居のクローンが大量につくられる展開につなげるためのしっぺ貯めが効いてる

今回の火の鳥ポジションは~火の鳥とケチュア族で一番たくましい若者の間にできた娘! ってことでいいのか…?ケチュア族で一番たくましい若者と結婚した精霊とやらはいつもの火の鳥でいいのか?

クローン青居の中から本物を選び出す、残りはハンターの的
こう言ってるけど、最後まで本物は選び出さなかったねえ…

指が欠けたオリジナルの青居があっさり殺されるコマが衝撃的だった
もっと劇的に、大ゴマでどーん!と描いてもいいシーンなのに、中サイズのコマで処理されたのが驚きであり、この話はがここがメインどころではないんだな…という覚悟も決まった
火の鳥娘に槍で手を突かれ、そのせいで青居の指が欠けた→槍の先端には痺れる薬が仕込んであった→その薬のせいで青居は意識を失い、クローン培養薬に放り込まれた
という流れだから、指が欠けてることこそがオリジナルの証明なんだけど、そんなの火の鳥娘しか知らないから…

えへへジュネちゃんかわいいねえ~ この喋り方ってピノコだけかと思ってたけど、舌っ足らずの幼女が喋るとこうなるという表現なんだから、そりゃ他の幼女キャラにも適用されるのか
あ~身内がいないせいで見ず知らずの青居に爆速で懐いててかわいそかわいいねえ!
とここだけはつかの間のオアシス的に悲劇のおに×悲劇のロリに萌え萌えしていた…
すぐ本編に集中するつもりだったけど、その後、大人ジュネの水浴び覗きねっとり視線で、え!?こいつジュネに手を出すのか…!?出さないで欲しい、萎えるから…という視点で見てしまって、そこからは話の本筋に若干集中できなかった

私はおにロリもおじロリもめっちゃ萌えるし、ブラックジャックとピノコくっつけ、ピノコはロリ体型のままでいい派だけど、このふたりはゆきずり→ジュネ誘拐みたいななりゆきで、さらにジュネは青居を「とうさん」と呼んでいるので、ジュネをめちゃくちゃ女としてみてる青居はなんか居心地悪かった
話に集中させてくれ!でもこれが手塚治虫がこの作品で描きたかったことなのかもしれない

ジュネちゃん初登場~ジュネのためだ!までは萌え萌えしていたが、ジュネが懐いた死んだ青居が別の青居に取って代わられて、大人になったジュネと原始人のような暮らししてるところで、なんか毛色変わってきたな…となり、萌えがトーンダウンしていった
これで手を出したらこの話嫌いになるかもなあ~とかずっと考えてた
キスは…してましたが…これは親子のではなく完全に男女のキスだった
なんか、この基準が変なのか変じゃないのかわからないけど、キスはしてもセックスはしてないからなんとか持ちこたえた セックスしてたらマジでお前~~~になってたかもしれない

自分が誘拐したせいで学校も通えてない、野宿を強いられて社会生活を送れていない、自分を食わせるために農作物の盗みまでやってる、3歳の頃から知ってる女に手を出す男は人間じゃなくて獣じゃん
悪いことしてないジュネをねちねち責める青居、則巻千兵衛みたいに頭でっかくなって、たぶんギャグ描写だったけど、もう見てられない、醜い

ただ!ジュネを病院に連れて行ってから、ケリをつけるために別行動を取る青居からは断然面白くなった 燃え燃え
閉鎖的な環境で、ジュネは他の男と会ってるに違いない!と勘ぐってひとりでぐちゃ~ねちゃ~としてるより、クローン工場爆破してやる!俺の命と引換えに!これで終わりだ!パワーパワーパワー!してる方が良かった きっとこの展開へのタメだったんですね
萌えと燃えが反比例する作品だった

火の鳥娘、ジュネにコンタクト取ってくる
今後は3日に一度会いましょう。おまえに知識を与え、あの男を教育してもらいます
汚れた文明の知識ではなく生き物としてのすなおな知識を
ここもちょっとハラハラした 生き物としてのすなおな知識ってなに?子孫繁栄?ジュネと青居はやっぱ肉体関係に発展するのか!?と疑心暗鬼になっていた
この後ジュネが撃たれて街の病院に連れて行って、青居の復讐譚スタートだから、火の鳥とジュネのこの特別授業は結局初回だけだったということか…
お前はいい子ですねとジュネを評価してくれる火の鳥はちょっと萌えた
ジュネちゃんはいい子ですよ!本当に!

人間以外の生き物は正直で疑ったりしない
こんな社会になったのは人間が疑い深いから、だからお金に頼る
ああ、すなおな知識ってこれのことか 子孫繁栄じゃなかった
「手塚治虫が言いたいこと」すぎる テーマド直球
火の鳥シリーズ、ずっとおもしれ~!って読んできたけど、この話のここだけはお説教をそのまんま出しすぎだと思った それを自然なストーリーに組み込んでくれるのが手塚漫画だけど、まあたまにはこういうストレートな話もあるでしょう…

ジュネちゃん、幼児の頃はトーン髪で大人になったらトーンなし髪なのも、ルール化されてない自由な頃の漫画だなという感じ
今この描写をやろうとすると、大人になって髪を染めるようになったというような、読者を納得させる設定が必ず入ってくると思う

院長が病院から去ろうとする青居を屋上から撃とうとしてて、この世界グロすぎる
クローンって徹底的に人権ないんだな クローンがというより、青居のクローンがかもしれないけど

この話って結局なんだろう
クローン動物ハント番組だとだんだん視聴率取れなくなってきたから、クローン人間つくってハントしよう!と非道なアイデアを考えつき、実現しようとした青居が、自分のクローンを大量生産される。自分はあっけなく殺される←オリジナル青居の話はここで終わり
ハンターの的だったクローン青居が生き延び、自分の命と引換えにクローン工場を爆破してケリをつける
ジュネは…何?役割としては青居が街に戻るきっかけ…?愛するジュネがいても、それでもなお死にに行く覚悟を描くための存在だったんかな

と思ってたら、扉の作家コメントにちゃんと書いてあった
「人間が他人の生命をないがしろにしたために、自分に報いがくるという、ごくシンプルなテーマをドストエフスキーの「罪と罰」のような作品として過去と未来の2つのエピソードで趣きを変えて描いた」

ああ~シンプルだ
他人の生命をないがしろにしたために報いがくる話だったんだ
青居はないがしろにしたというか、ないがしろにしようとしただから未遂だけど、まあ火の鳥娘がしばかなかったら絶対に他人のクローンつくってたもんな

罪と罰って「人間が他人の生命をないがしろにしたために、自分に報いがくる」話なんだ そう言われるとタイトルがもろにそうなのか

手塚治虫先生の罪と罰コミカライズあった
火の鳥読み終わったら次はこれ読みたい