ここもお前の日記帳

宇宙のステルヴィア

要所要所はおもろかった…

200年前に超新星爆発によって、大被害を受けた地球。
なんとか生き残った人間たちで地球を復興。必ず訪れる第二次超新星爆発衝撃波に備え、これを無力化するために人類はミッションを計画。計画を遂行する人材を育てるために、巨大宇宙ステーション宇宙飛行士訓練校「ステルヴィア」を設立。宇宙一入学が難しいと言われる訓練校に合格したかたせしまは、宇宙へのあこがれを胸に地球から飛び立つ……
というめっちゃおもろい導入でまさかこんなかったるいすれ違い恋模様が作品の大半を占めるとはね……

1話ラスト、
アリサ「気分はまるでピーターパン。窓の外にはティンカーベル、そしてそばにはウェンディ。お友達になりましょう」
きゃ~♡うおお!サイコー!
特殊な設定、宇宙に飛び立つ主人公、そしてガールミーツガールを1話で完璧に描き切っただけに、特にフラグもなくヌルっと複数カプが同時進行するラブコメがストーリーの半分を占めてきて肩透かしすごかった
こんな口説き方してきたアリサちゃんはてっきりW主人公の片割れや副主人公やヒロインポジなのかと思いきや、そのまま親友そのいちくらいのポジションに収まってずっこけてしまった
「才能溢れるしまと競うのが怖くなってパイロット科からメカニック科に転科した」というのにそこ掘り下げないんかい!さらっと流された

特に掘り下げもない、主人公が属する仲良しグループのにぎやかし程度の脇キャラたちがグループ内で恋愛してるけど、誰が誰を好きでもどうでもいい。グループ内での冷やかしや恋バナも頻発してて尺の無駄に感じた…体感、ストーリーの5割が恋愛に占められてた

全人類の命がかかってるミッションの最中であっても恋心は抑えられない、どんだけ未来でもそこだけは同じよね~ということなのだろうけど、いやもっと宇宙飛行士訓練校のこと教えてくれ!
先生方の恋愛もどうでもいいっす。そんでここまでたくさんカップルがおって萌えるカプが一組もないの草
あやかとやよいは良かった…!最終決戦での彼女らのランデブーはめっちゃ良かった。けど、すかさずりんなとピエールが「妬けるでしょ」「それどころじゃない…けど妬けるなあ」とか言ってて最悪

設定が面白いだけに、ふつ~の恋愛模様をたっぷり見せられるたびに、はあ、そうですか…になってしまった
たとえばハリポタで魔法界やホグワーツのことはそこそこに生徒たちの恋愛ばっかり見せられるみたいなもどかしさだった

今までは全人類に共通した敵である第二次超新星爆発衝撃波の問題があったから一丸になれていたけれど、無事に収束できたら今度は互いを敵とみなし戦争になるという視点もおもしろかった。
「戦争を経験した人類はもうひとりも存在していない」「戦争って何?」「国と国が争うことだけど…国なんてくくり大昔になくなったし…」って会話をしてて面白かったのに話題はすぐ映画デートのごたごたに取って代わられてしまった…こういう世界観がわかる会話をもっと聞きたかった。映画デートごたごたなんてちょろっとでいいんですよ……

「これは宇宙に散らばる前哨戦。人類が一丸になって何かをするというのはもう二度とない。ある者は太陽系に残り、ある者は外宇宙に向かう。そういう歴史になっていく…いや歴史というものがなくなる」
という先生の演説はよかった。

エピローグ、たかが2年後なのにしまもアリサもやたらガタイよくなってて草

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